相続税の申告要否の簡易判定シート
2014-11-14
早いものでもう11月も半ば、相続税の基礎控除の改正まで、2か月を切りました。
国税庁のHPに平成27年分用の「相続税の申告要否の簡易判定シート」と「相続税のあらまし」がアップされています。
この「相続税の申告要否の簡易判定シート」は、亡くなられた方のご家族の数や相続財産の総額などを記入し簡単な計算をすることにより、相続税の申告が必要かどうかの判定ができるようになっています。
とはいえ、相続財産の金額をどのように出していいのか、これだけでは分かりませんので、併せて「相続税のあらまし」を参照する必要があります。
この「相続税のあらまし」がなかなか優れものです。たった4ページながら、相続税の計算の仕組み、相続人となるのは誰か?、相続税のかかる財産は何か?、生命保険金を受け取った場合は?、生前に贈与された財産がある場合は?、相続財産から控除できる債務は?、
といったことから、簡単な財産評価の方法、自宅の土地などについての評価の減額特例(小規模宅地等の減額特例)まで、網羅しています。
文字が詰まっており、一般の方にはなんだか取っつきにくい印象ですが、一度目を通してみられてはいかがでしょう。
国税庁HP「相続税の仕組みの分かりやすい解説「相続税のあらまし」」
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