相続税申告要否判定コーナー
2015-05-19
国税庁のホームページに、相続税の申告要否判定コーナーが開設されました。
これは、ホームページ上で画面の案内に従い、法定相続人の数や相続財産、被相続人の債務や葬式費用、3年以内贈与財産の価額を入力することにより、課税される遺産総額を計算し、相続税の申告が必要かどうかを判定するものです。
したがって、現時点では、申告をすることによって適用できる特例である小規模宅地等減額特例や配偶者の税額軽減特例の計算まではしていません。もっとも、7月以降に両特例の適用記載例の公表も予定しているようです。
入力のために必要な書類も掲げていますので、あらかじめそれらの書類を用意して、入力スタートをすると、スムースに判定ができます。
あくまでもこのようなコーナーは、相続税の申告要否を大まかに判定するものですが、具体的な数値を把握することができますので、利用されてみてはいかがでしょう。
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