相続税が発生するのは?
被相続人が残した遺産の総額(相続税の課税価格)からその遺産に係る基礎控除額を控除した金額が相続税に課税される遺産の総額となります。
つまり遺産の総額がその遺産に係る基礎控除額より少なければ相続税はかかりません。
この2つの金額をまずは比較して下さい。
そして、遺産に係る基礎控除額より遺産の総額の方が大きい場合でも、税務上の特例(配偶者の税額軽減、小規模宅地の評価減)により、相続税がかからないケースもあります。
ただし、この場合には税務署に相続税の申告を行うことが必要条件です。