被相続人に係る債務・債務控除の留意点

2015-11-11

 どのような相続であっても、債務の引継ぎのない相続というものはありません。とはいえ、相続税の申告においては、まずは資産の評価について心が奪われ、債務の取扱いについては、おざなりとなることも、ありがちなことのようです。

 というわけで、本日、「被相続人に係る債務・債務控除の留意点」について、研修会の講師を務めさせて頂きました。

 中野サンプラザという大きな会場での研修で、たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございました。

 研修では、実際に債務控除が争点となった裁決例、裁判例を多く取り入れ、実務での留意点を中心にお話させて頂きました。やはり、プロの方対象の研修会でしたので、地主の方の相続事案で、不動産所得との絡みがある部分などにご興味を持たれた方が多くいらっしゃったようです。

 具体例につきましては、ここでも、順次、公開したいと思います。

 また、「相続税申告で迷いがちな債権・債務」という本も、今年1月に清文社にて出させて頂いておりますので、あわせてご参考にしていただければ、と思っております。

 

 

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